2017年01月25日

葬儀において供物をする際の金額は

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葬儀や法要を行う際には、故人や仏様への感謝の気持ちを表すために供物を贈ります。この時の品物は何でも良いというわけではなく、宗教や地域によっても変わってきます。故人の宗教に合わせて最適な品を贈るためには、宗教ごとの規律や考え方に合った品物を選びなど、贈る際のマナーをきちんと把握しておく事が大切です。基本的には故人と親しかった人、親族や近親者、あるいは故人が所属していた会社や学校などの団体関係者が贈ることになります。

それ以外の人が贈ってはいけないという決まりはありませんが、近年は葬儀の小規模化・簡素化もあって贈られること自体が少なくなってきているようです。お葬式や法事に参列する場合、香典と供物・供花のどちらかを贈るべきか、両方を贈るのか迷う方も多いですが、基本的に同じ意味になるため、香典をする場合は供え物や供花は必要ないとされています。

ただし、社員一同や学友一同など大人数で供物・供花を贈る場合は、個別に香典も用意するようにしましょう。およその金額の相場は5000円~15000円程度で、盛籠(もりかご)にして贈られます。線香や菓子などの小さいものであれば個人で用意することもできますが、会場で飾ったときの統一感などから、葬儀を執り行うところに依頼して用意してもらうことが多いようです。