2017年02月15日

家族葬を行う際の葬儀の費用はどのくらいか

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家族葬とは、身内や親族など、ごく内輪だけで行う葬儀のことをさします。以前は密葬と呼ばれていた形式の内容がこれに最も近いです。高齢化に伴い、職場を引退してから死亡するまでの期間が長くなるにつれて、葬儀への職場関係者・会社関係者による参列が減り、家族や近親者のみでとりおこなう形が増えてきたことが一因とされているようです。また、ご高齢者の中には高齢者施設などで亡くなる方も増え、訃報を通知する相手も少なくなり、自然に内輪だけのごくシンプルな式となるケースも多くなっているようです。身内だけで故人とのお別れをするための儀式ですので儀式の進行や席順なども柔軟に考える事が可能です。喪主の挨拶や弔辞なども、各自が故人に対してお別れの挨拶をするようなつもりで行う事も多いです。

しきたりやマナーにとらわれず、故人が好きだった音楽を流したり、家族全員でアルバムの写真を見ながら故人を偲んだり、大切な人との別れの時間を、できるだけ故人の遺志にそった形で行うのがベストです。実施される内容は遺族や近親者のみで密やかに通夜を済ませたのち、納棺を済ませ、葬儀や告別式を行います。ごくシンプルに済ませるタイプではお通夜の法要は行われないこともあります。通夜を行わない場合には、僧侶による読経も告別式だけに行われることになります。実際にこれにかかる費用は20万円程度からです。内容に含まれるものによって金額が変わります。通夜も告別式も行う形であっても50万円程度と一般的な費用よりも大幅に抑えることが出来る点も魅力です。

無駄を省いて、故人との時間をゆっくりと取りたいという考えが浸透しつつあります。そして、そんな希望を叶えて、きちんと見積をしてくれる業者も増えてきているようです。香典を頂いた相手に対し、四十九日の法要の後にお礼として返しを渡します。本来の葬式のマナーとは異なるものの、四十九日を待たずに当日にお返しをする例も多くなってきているようです。但し、しきたりは、地方によって違います。このお返しの仕方を「即日返し」と言います。もし、葬式の案内を受けた場合には、香典を持参します。むしろ出席者は故人とゆかりが深い人ばかりなので、金額も比較的多めとなります。

● 参考サイト
すぐに使える情報が満載!葬儀専門サイトお葬式チェックオフィシャルWebサイト
http://www.check-ososhiki.org/
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