2018年10月18日

合同葬はどのような方法で行われる葬儀か

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遺族と団体が合同で葬儀を行うことを合同葬といいます。例えば社長が亡くなった際に、遺族と会社が一緒になって行う葬儀が合同葬です。通常の葬式と流れはほとんど変わりませんが、遺族側の弔辞者と会社側の弔辞者がいるため本数が多くなるのが特徴です。

焼香で指名される人も増えます。参加者が多いため費用に関しても通常の葬式より高くなりがちで、大きな会場を準備する必要があるため祭壇も大きくなります。費用に関しても合同なので折半することが多くなっていますが、後でトラブルにならないようにしっかり話し合って決めるのが大事です。

火葬や棺といった故人に関わる費用は遺族が負担して、設備や祭壇など演出で必要な費用に関しては会社側が負担することが多くなっています。このような葬儀は社葬と個人葬を同時に行えるので金銭面で負担が軽くなるのが特徴で、時間の面でも効率がよいです。合同葬でトラブルを避けるためには、役割分担をはっきり決めておくのが重要なポイントです。香典は遺族と会社で受付を分けておくことをおすすめします。また、参列者が迷ってしまうことがないように、告知状には会社の代表と喪主の連盟で出して合同で行うことを分かりやすく打ち出しておきましょう。