2018年12月08日

葬儀・告別式と遺産分割に関して

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揉め事を避けたいと願うのは当たり前ですが、そうはいかないのが人生です。実際、遺産に関してのトラブルに悩まされる方は増えています。兄弟や姉妹がいないとスムーズに進みますが、葬儀・告別式を終えた後に修羅場が待っていることがあります。

それらを未然に防ぐには、故人がしっかりと遺言を残しておくことです。中でも絶対的な効力を誇るのが、公正証書遺言です。遺産分与に関して記しておくと、裁判になった時にも絶対的な証拠となります。不動産の分割も同様で、トラブルの火種を残しておかないことが大切ではないでしょうか。

弁護士や司法書士に相談することもそうですし、自治体が主催する無料法律相談を活用するのも効果的です。30分前後の相談になりますが、適切なアドバイスをしてくれるはずです。知ると知らないとでは、大きな損を被るのが法律です。善人が損をする場合もありますし、騙されて財産を全て失うこともあります。最悪なケースでは命を落とすこともありますし、一人で悩まないことが大切です。実印もそうですし、納得しないと簡単に押印をしてはダメです。事前に話し合いが出来ていればベストですが、葬儀・告別式を終えてから冷静な気持ちで話し合いをして下さい。