2020年03月16日

葬儀の受付の依頼を受けた時はマナーを守りましょう

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葬儀の受付を依頼されたら、よほどの事情がない限り引き受けて、心を込めて丁寧にお手伝いをしましょう。ただ、葬儀の受付を行う機会は滅多にないため、どのようなことを行えばいいのか分からず、不安に感じることがあるかもしれません。

葬儀の受付の依頼を受けた時は、基本的なことを押さえておくことで、スムーズかつ落ち着いて対応できます。まず、服装は葬儀に参列するときと同じ礼服を着用するのがマナーです。女性の場合は、ヘアスタイルやメイクも葬儀にふさわしいものを意識して準備するとよいでしょう。

特に髪が長い女性は、参列者にお辞儀をしたときに髪が顔にかかったり邪魔になるのを防ぐ意味でも、黒のヘアゴムやバレッタ、ヘアピンなどできれいにまとめておくと安心です。また、参列者が受付を訪れるまでに、斎場のレイアウトを十分に確認しておくことも大切です。

レイアウトが頭に入っていれば、参列者にトイレの場所を尋ねられたときなど、スムーズに対応することが可能です。そしてもう一つ頭に入れておきたいのは、受付の仕事をしている人は、参列者から見ると遺族側の人間だということです。遺族の方が恥をかかないためにも、立ち居振る舞いはもちろんのこと、言葉遣いにも十分に気を配って丁寧に接するようにしましょう。