2020年08月15日

葬儀の受付を依頼されたときに知っておきたいこと

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葬儀の受付を頼まれたら、遺族に代わってマナーを守りながら丁寧に参列者に接しましょう。葬儀の受付を任されたときの役割は、参列者から香典を預かって記帳してもらうことです。さらに、会葬礼状や返礼品をお渡しするのも大切な仕事の一つなので、引き受けるときは頭に入れておくとよいでしょう。

受付の仕事を頼まれたときは、葬儀に参列するときと同じように喪服を着用するのがマナーです。服装だけではなく、身だしなみにも気を配って、失礼がないように対応することが大切です。特に女性は、メイクは髪型にも気を使わなくてはいけません。

髪が長い女性はお辞儀をしたときに顔に髪がかからないように、前髪や横髪をまとめておくと安心です。メイクも派手な色味の口紅を避けて、ベージュ系や淡いピンク系のものを選ぶのがマナーです。また、受付の仕事をしていると、参列者にトイレの場所を尋ねられるなど、会場に関する質問を受けることがあります。

急に質問されても慌てないように、あらかじめ会場のレイアウト全体に目を通して、おおまかな場所を把握しておくとよいでしょう。ちなみに、受付を依頼されたときは、葬儀が始まる一時間ほど前には会場に到着し、遺族への挨拶を済ませてから、必要な準備をすると慌てずに済みます。